全国各クラブの活動報告

関東経産局長 企業支援で講演

埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は2月22日、さいたま市浦和区の日刊工業新聞社さいたま総局会議室で後藤収関東経済産業局長(写真)を招き「管内の中小企業支援策」の勉強会を開いた。会員約20人が出席した。
増田会長のあいさつの後、後藤経産局長が講演した。埼玉県の経済状況について、かつては幅広い業種と取引がある企業が多かったが現在は「ほぼ自動車産業1本足になっている」と指摘した。
その上で「地域未来投資促進法」について説明。地域の中核企業を選び、地域経済をけん引する役割を期待。また、観光など地域の特性を生かした成長性の高い取り組みに税制面などで支援し、地域経済の稼ぐ力の好循環を生み出すと話した。
県内の事業承継については「中小企業の半分は後継者がいない」現状などを指摘、今後10年後には厳しい状況を迎えるとし、後継者が固まっていない企業に「シームレスな支援を行う」とした。勉強会の後、近くのイタリア料理店で懇親会を開いた。


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