全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、新潟県立大の細谷教授が講演

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は7月5日、前橋市の前橋商工会議所会館で「2018年度定時総会・講演会」を開催した。定時総会で17年度の事業報告や収支決算を報告したほか、18年度の事業計画案並びに収支予算案、役員名義の変更について審議し、いずれも原案通りに承認された。

講演会では、新潟県立大学国際産業経済研究センターの細谷祐二教授が登壇(写真)。「地域の力を引き出す企業」と題して講演し、ニッチ市場で高いシェアを持ちつつ国際市場で活躍するグローバル・ニッチトップ(GNT)企業の特徴や地域での役割などを説明した。

細谷教授はGNT企業について、「自社のネットワークを駆使してさまざまな外部資源を調達し、ソリューションにつなげるIC機能を持っている」と指摘。各地のGNT企業がこうしたIC機能を活用しながら、地域を盛り上げる役割を担うことへの期待感を示した。

総会の閉会後には、新潟産業人クラブの代表者が19年10月17―18日に新潟で開催する予定の「産業人クラブ全国大会」の概要についてプレゼンテーションを行った。その後の懇親会にも参加し、全国大会への参加を呼びかけつつ群馬産業人クラブの会員らと交流を深めた。


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