全国各クラブの活動報告

埼玉・TDU産学交流会 会員13社企業説明会

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(浜野尚吉会長=共同技研化学社長)は、10月12日に東京電機大学の埼玉鳩山キャンパス(埼玉県鳩山町)で「アクティブプロモーション(企業研究会/就職説明面接会)」を開催した(写真)。会員企業13社が本館1階エントランスホールにそれぞれの展示ブースを設け、同キャンパスの理工学部生や大学院生を対象に、会社紹介や自社製品の説明などを熱心に行った。

展示ブースでは、入り口に最も近い場所にマスダックがどら焼きの製造装置を置き、試食もできるスタイルにして、学生らの嗅覚と味覚に訴えた。その隣で、すしロボットなどを展示した鈴茂器工のブースには早速、就職を決めた学生が訪れ、先輩となる説明員にあいさつしていた。

ただ、ますます深刻化する人手不足により、就職戦線はかつてない"売り手市場"。午前中は授業の兼ね合いもあってか、ほとんど学生が集まらなかった。それが昼休みを終えた頃から一転、多くの学生が来場。結果的に16時の終了時間を30分以上オーバーするほどの盛り上がりを見せた。来場者数はトータルでこそ昨年の人数に及ばなかったものの、最後の数時間で集中的に多数の学生を迎えたため、企業の説明者もその対応に追われた。

さらに、恒例のスタンプラリーも奏功した。学生が3社と面接すると1回、くじを引いて賞品を獲得できる催し。今年も会員企業が自社製品などさまざまな景品を提供。中でも東京理工舎の電力調整器は、通りすがりの大学教員が「これいいな。私が欲しいくらい」と言うほど関心を集めた。

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