全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ 富士電波工業で工場見学会実施

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は10月19日、富士電波工業(大阪市淀川区)で工場見学会を実施した(写真)。参加したのは同クラブ傘下組織である関西ビジネス研究会の若手メンバー。また、地域を越えて交流を図るため、埼玉県から若手経営者8人も参加した。

同社は高周波誘導溶解炉などの製造・販売を手がけ、2018年9月に設立70年を迎えた工業加熱の専門企業。横畠俊夫社長からスライドを使った事業内容の説明を受けた後本社工場を視察した。

事業内容の説明で中小企業のあるべき姿について、横畠社長は(1)財務の強化(2)原価・会計の整備(3)人材の育成(4)社員への還元―を挙げた。特に横畠社長は「社員の一専多能を目指している。単なる多能工ではなく、何か一つスペシャリストといわれる分野をそれぞれ見つけてほしい」と人材育成の方針を強調、参加者は耳を傾けた。

工場見学終了後の懇親会では、参加者それぞれが熱心に情報交換を行った。
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