全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、西部技研の隈社長が講演

九州・山口産業人クラブ(田處正隆会長=キューヘン社長)は2018年12月6日、福岡市博多区のホテルオークラ福岡で講演と年末懇親会を開いた。田處会長は「発足35周年を迎え意義深い年となった。産業界の役に立つ取り組みを続けていきたい」とあいさつ。工場見学や沖縄県の企業視察など1年の活動を振り返った。

西部技研(福岡県古賀市)の隈扶三郎社長(写真)は「九州大学発技術ベンチャー、グローバルビジネスへの挑戦」と題して講演。経営モデルや海外事業の変遷、グローバル人材の採用など具体例を交えながら話した。

質疑応答では海外事業の失敗例を聞かれ「中国に会社を設立した翌年にリーマン・ショックが起きた」と応え、当時の心境を明かした。

懇親会では福岡県中小企業振興センターの添島浩専務理事が海外高度人材インターンシップなどの事業を紹介。「平成最後の年末、輝かしい年になることを祈念する」と締めた。

会員はビジネスや互いの近況の話に花を咲かせ、和やかな雰囲気で交流を楽しんだ。
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