全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、総会 IoTなど先端技術で講演会

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は7月8日、前橋市の前橋商工会議所会館で「第56回定時総会・講演会」を開催した。定時総会では2018年度の事業報告や収支決算を報告したほか、19年度の事業計画案並びに収支予算案、役員名義の変更について審議し、いずれも原案通りに承認された。
役員名義の変更では、副会長の魵沢(えびさわ)恭一関東精機会長が退任し、新たに魵沢剛史関東精機社長が副会長に就任した。魵沢社長は「若手の経営者の仲間を増やし、先輩方の知見や識見を吸収していきたい」とあいさつした。
総会後は、クラウドサービス推進機構の松島桂樹理事長(写真)が「デジタルトランスフォーメーションで変わる日本の中小企業」と題して講演し、IoT(モノのインターネット)など先端技術の活用事例を紹介した。松島理事長は、IoTを中小企業に浸透させるためには「支援者や専門家をどんどん育成し、活用できる仕組みをつくるべきだ」と指摘。さらに「デジタル化されたデータと職人の頭にあるようなアナログの情報を組み合わせて現場を改善していくことが重要だ」と述べた。
その後は懇親会を開催。参加者同士が交流を深めた。

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