全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、工作機械の受注動向と見通し 天野氏(日工会専務理事)が講演

埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は10月7日、さいたま市内で2019年度上期役員会と経済講演会を開催した。会員企業から約50人が参加。役員会では19年度上期事業実施・収支決算報告や、同年度下期事業計画・収支予算案を承認した。
講演会では冒頭、増田会長が「変動する時代の中、景気の動向をリードする工作機械の話をうかがえることは楽しみ。モノづくりを中心に産業界をけん引している皆さまに今日の講演会を糧にしていただければ」とあいさつ。日本工作機械工業会の天野正義専務理事(写真)が「工作機械の上期の受注動向と下期見通しについて」を演題に講演した。工作機械受注額の下方修正については、米中貿易摩擦の激化や設備投資マインドの低下を指摘した。また、需要はあるが低級機でないものをターゲットにし幅広く展開する必要性や設備更新の需要取り込みの重要性を説いた。
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