全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ・岐阜産業人クラブ、オークマの展示会見学 テーマは自動化

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は11月13日、愛知県大口町のオークマ本社工場で開催された「オークマ・マシンフェア2019」を見学した。会員35人が参加した。
同フェアは2年に1度開催されるプライベートショー。主要な工作機械35台を紹介するとともに、「令和の『働く』を変えていく」をテーマに自動化や効率化、工場運営の高度化を中心に提案している。
冒頭、花木義麿会長が「マシンフェアのタイミングで招待できてよかった。切削型工作機械やマシニングセンター(MC)など122年にわたり磨いてきたわが社の機械技術を見てほしい」とあいさつした(写真)。また「世界初のコンピューター数値制御(CNC)装置の開発に携わった。1973年に最も早く製品化し、工作機械の性能を飛躍的に向上させた。今回のショーは『スマートマシン(かしこい機械)』による自動化が目玉。日本のみならず世界的な労働力不足に対し、ロボットの活用を一番に挙げる。『アームロイド』や『スタンドロイド』に注目してほしい。日本で良い機械を作り、世界で勝つ」と締めくくった。
続いて、前川久好マーケティング室長が「フェアは自社工場を使って、4日間で8000人の来場を予定している。会場内を自由に見学でき、次世代ロボットシステムなど身近に感じられると思う。各マシンに担当員がいるので声をかけてほしい」と概要を説明した。その後、参加者はそれぞれ展示会場に向かった。
オークマの花木義麿会長

オークマの花木義麿会長


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