全国各クラブの活動報告

岐阜産業人クラブ、サンコロナ小田の社長が講演

岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は2月26日、岐阜市の都ホテル岐阜長良川で「2020年新春経済講演会」を開いた。
冒頭あいさつに立った遠藤会長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きくなってきた現状から「未来は予見できないが、しっかりと先を見据えて対応をしよう」と会員に呼びかけた。
続く新春経済講演会はサンコロナ小田(石川県小松市)の小田外喜夫社長(写真)が登壇。「~起こせ!技術と経営のイノベーション」と題し講演した。
同社はウエディングドレスに使用される極薄生地「オーガンザ」など高占有率の商品を持つ。これらの生産技術を生かして開発した熱可塑性炭素繊維複合材「フレックスカーボン」について解説。スパイクピンを搭載しない「次世代スプリントシューズ」の靴底に採用されており、陸上競技の桐生祥秀選手が着用するスパイクも同じ靴底という。
また、同社が掲げる社員個人を生かし、組織を活性化させる経営方針「イキイキハートのイキイキ経営」で、小田社長が影響を受けた禅を基にイノベーションを起こしていく取り組みに会員から驚きの声が上がった。
なお、当初予定していた懇親会は新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止した。
a講演するサンコロナ小田の小田外喜夫社長.jpg


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