全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、常見千葉商科大 専任講師が講演

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は2月10日、前橋市の前橋商工会議所会館で「新春講演会・賀詞交歓会」を開催した。会員企業、行政、金融機関、大学から約50人が集まった。
講演会では千葉商科大学国際教養学部の常見陽平専任講師(写真)が「"採用氷河期"にどう立ち向かう!?~中堅・中小企業の働き方改革を考える~」と題し、採用活動で留意すべきポイントを解説した。若年層が減少する中、経営者が明確な経営ビジョンを掲げながら、より積極的に採用活動に取り組むことの重要性を訴えた。
常見氏は「"採り方"だけでなく"稼ぎ方""働き方"を変えないと若者にとって企業の魅力度が低くなる」と、待遇面など改善の必要性にも言及。さらに「労働力が減る局面で必死に考えればイノベーションが起こりやすく、地方にもチャンスがある」と指摘。新しい人材マネジメント手法の確立などへの期待感を示した。
賀詞交歓会では来賓の群馬県産業経済部の鬼形尚道部長があいさつした。和やかな雰囲気の中で参加者同士が懇親を深め、東京レーダー(横浜市保土ケ谷区)の斎藤正志社長が中締めを行った。
群馬産業人クラブの新春講演会・賀詞交歓会で講演する常見氏.jpg


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