全国各クラブの活動報告

岐阜産業人クラブ、自動運転テーマ 特別講演会開催

岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は10月21日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「2020年度特別講演会」を開いた。約70人が参加した。
遠藤会長は冒頭あいさつでコロナ禍の今、今後必要なこととして「サスティナブル(持続可能な)」「将来のへの種まき」「協力協調による価値創造」の3点を挙げた。また、全国の産業人クラブや会員数1800名のネットワークを生かしながら地域を越えた活動を通じて「岐阜県の存在感を高めたい」と、コロナ後の世界を見据え、積極的な交流を期待した。
続いて、来賓の崎浦良典岐阜県商工労働部長は「岐阜県経済は非常に厳しい状況だ。補正予算でさまざまな対策を打ったが、さらにどのような対策が有効かなどの意見を集約し、来年度予算策定に役立てたい」と述べた。
講演会は「自動運転の実用化に向けた取り組み」と題し、アイサンテクノロジーの福山尚久Automotive推進部部長(写真)が講演した。
創業以来培ってきた測量や高精度位置情報から生まれた「高精度三次元地図」側から見た自動運転実現への取り組みを講演。産業人クラブの会員からは「完全な自動化向けてに必要なことは」などの質問が相次ぎ、自動運転への関心の高さをのぞかせた。
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