全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、第42回埼玉県産業振興懇談会 事業継続テーマに開催

埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は、11月9日、ロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)で「第42回埼玉県産業振興懇談会」を開いた。埼玉産業人クラブの会員ら約90人が参加した。
冒頭に増田会長は、「さまざまな災害が起こる中での事業継続が今回のテーマ。この機会に勉強し、一緒に生き残りましょう」とあいさつした。
続いて大野元裕埼玉県知事(写真)は、「県は企業を支える枠組みを作っているが、最後は企業の努力も必要になってくる。皆さまとともに笑顔になれる埼玉県にしたい」と呼びかけた。
企業プレゼンテーションは「感染症を含めた災害(地震・水害)発生時の事業継続」がテーマ。新井精密(埼玉県秩父市)の新井利幸社長、AGSシステムアドバイザリー(さいたま市浦和区)の金子正男シニアスペシャリスト、日さく(同大宮区)の若林直樹社長、NTT東日本(同浦和区)の石川達取締役埼玉事業部長が登壇した。
新井精密の新井社長は、「事業継続計画(BCP)の策定により、社内でインフルエンザが流行した際も乗り越えられた」としつつ、「今後、それぞれの災害に応じた発動フローを作りたい」と強調。発表後には、埼玉県幹部や登壇企業らが意見交換会に参加した。
第42回埼玉県産業振興懇談会で講演する大野元裕埼玉県知事.jpg


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