全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、ローカル5Gテーマ ハイテクセミに参加

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)と東京産学交流会(サザンクロス、渡邊佳英会長=大崎電気工業会長)は、11月16日に大阪市内で開かれたハイテク推進セミナー「ローカル5Gってなに? 儲かりまっか!?=写真」に参加した。同セミナーは生産技術振興協会(堀池寛理事長)の主催。
オプテージの白野綾介次世代事業推進プロジェクトグループ5G事業化推進チームマネージャー、総務省総合通信基盤局電波部移動通信課の田中博移動通信企画官、大阪大学大学院情報科学研究科の猿渡俊介准教授ら、産官学から6人の講師が登壇。通信技術の歴史にはじまり現状の第5世代通信(5G)、さらには6Gを含めたビヨンド5Gについて説明した。
猿渡准教授はサービスが始まった5Gについて、ネット配信の動画が既存のテレビに代わるなど既得権益者が衰退するきっかけとなり、新ビジネスとの駆け引きが行われる可能性を指摘した。
また新型コロナウイルス対応として、医療現場や製造業などへ超高速大容量のメリットや、ローカル5Gの企業導入事例などにも言及した。参加者は熱心にメモをとり、いずれのテーマについても質問が相次いだ。2025年開催の「大阪・関西万博」と5Gの関連付けに期待を寄せるといった意見もあった。
大阪産業人クラブなどが参加したハイテク推進セミナー.jpg


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