全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、事業計画案など審議・了承 定時総会・講演会

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は7月5日、前橋市の前橋商工会議所会館で「第58回定時総会・講演会」を開いた。定時総会では2020年度の事業報告や収支決算を報告。21年度の事業計画案と収支予算案、役員名義の変更について審議し、いずれも原案通り承認した。
総会後、日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターの柴原友範所長が「群馬積層造形プラットフォームが目指すデジタルものづくり人材育成とその先」と題して講演(写真)。2022年春の本格稼働を目指す「群馬積層造形プラットフォーム」の設立までの経緯や活動内容、今後のロードマップを説明した。
柴原所長は、群馬県に研究開発拠点を持つ仏ミシュランと地域の製造業が連携し、金属3次元(3D)プリンターを活用し競争力を高める取り組みを進める意義を強調。「より高付加価値な産業に転換する最新技術が必要」とした。人材育成や研究開発、実用化を含め、ミシュランのノウハウの提供を受け「従来技術と金属3Dプリンターの技術融合によりイノベーション創出の可能性がある」と期待を込めた。

群馬積層造形プラットフォームの設立の意義について説明する柴原所長.jpg


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