全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、定時総会「県内産業の発展に全力」

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所会長)は7月14日、水戸市のホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸で2021年度定時総会と太田寛行茨城大学長による講演会を開いた。総会では20年度の事業報告と決算報告、21年度の事業計画など全議案を承認。高橋会長は「オンラインの活用など新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しつつ、県内産業の発展に全力を尽くしたい」と語った。
総会後には太田学長が「イバダイ・ビジョン2030―地域が基盤となる持続可能な社会の実現のために」と題し、茨城大の教育と研究活動の方向性について講演した。教育について太田学長は「学生が企業の人と議論しながら、何を学ぶべきか見つけられる仕組みをつくりたい」と述べ、学内での授業と就業体験を組み合わせた長期の教育プログラムを導入する構想などを説明。研究については「地元の産業界との連携を重視していく」との考えを強調した。
総会・講演会には会場に60人、オンラインで45人が参加。講演後の意見交換では、太田学長に向けて会場の会員企業から「地元の産業界は茨城大に非常に期待している」などの声が寄せられた。
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