全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、今年の中国経済テーマに講演「変化の冷静な見極めが必要」

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所会長)は2日、水戸市の水戸京成ホテルで「新春経済講演会」を開いた。日本国際問題研究所客員研究員で現代中国研究家の津上俊哉氏が「2022年の中国経済、米中・日中関係の行方」と題して講演した(写真)。会場に約35人、オンラインで約40人が参加した。
津上氏は、北京冬季オリンピックの開催で盛り上がる中国の現状について、コロナ禍で悪化する財政状況や貧富の格差拡大、少子高齢化の進展など近年の課題を説明し、「中国の未来は順風満帆なことばかりでなく、世相が大きく変わる可能性もある。中国に対する思い込みは排除しながら、日本はその変化を冷静に見極める必要がある」と強調した。
日本国際問題研究所・津上氏.jpg


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