全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ女性部会会長を務める桜ゴルフ（東京都中央区）の佐川八重子社長は１０月２６日、新橋演舞場（同）で開催した「銀座くらま会」で、自身の小唄を披露した（写真）。
同会は老舗の旦那衆が江戸文化（古典芸能）の継承を目的に９０年以上の伝統を重ねている邦楽の会。佐川さんは１９９７年の７３回目の公演から入会した。今年で９７回目を迎えた同公演は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、対面形式では２年ぶりの開催となった。
当日は、「河水」「上手より」「ほたる茶屋」の３曲を歌い上げた。中でもほたる茶屋は、２０１７年から師事する邦楽会の重鎮と呼ばれる春日流の春日とよ栄芝さんをイメージした曲だ。佐川さんは出番を終えた後、「しっとりとした邦楽に陶酔した」とほほ笑んだ。