全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、トップセミナーで製造業3団体がDX・脱炭素議論

九州・山口産業人クラブ(福田俊仁会長=昭和鉄工相談役)は10月14日、福岡市博多区で「福岡から地域イノベーション! モノづくりトップセミナー」を開いた(写真)。製造業関連3団体のトップが、デジタル変革(DX)やカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)といった喫緊の課題について議論した。
日刊工業新聞社が主催する九州最大級の産業見本市「モノづくりフェア2021」内で実施した。福田会長に加えて、福岡商工会議所工業部会の後藤信志副部会長(日本タングステン社長)、福岡市機械金属工業会の渡辺剛会長(渡辺鉄工社長)が登壇した。福岡や沖縄の産業人クラブ会員ら30人が出席し、会場の中小企業経営者とも意見交換した。
福田会長は「中小が抱える課題はさまざま。3団体や産学官の交流を通じて効率的に、また若い世代を中心に解決策を見いだすことが理想だ」と展望した。3団体は今後、分科会活動や視察などを通じた情報共有により連携、協力関係を深める。
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