全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、定時総会と講演会を開催

 九州・山口産業人クラブ(福田俊仁会長룄昭和鉄工相談役)は6月1日、ANAクラウンプラザホテル福岡(福岡市博多区)で2022年度の定時総会と講演会を開いた。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった。
 福田会長は冒頭のあいさつで、原材料価格の高騰や半導体不足など先行き不透明な情勢にあるとした上で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)やデジタル変革(DX)、グリーントランスフォーメーション(GX)など課題を挙げ、「会員と情報を共有して、危機を乗り越えていく」と強調した。
 総会では21年度の事業と収支決算、22年度の事業計画と予算案が承認された。
 中小企業基盤整備機構九州本部の池田章本部長は「九州の中小企業への期待」をテーマに講演。同機構の支援事例を紹介し、九州・山口の地域資源としての「ひと」の重要性を解説した。
 同日、福岡コロナ警報は解除され、昼食会は終始和やかなムードとなり、会員は親交を深めた。

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