全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、さいたま市長との意見交換会を開く

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長룄マスダック会長)は10月27日、さいたま市内で清水勇人さいたま市長(写真)との意見交換会を開いた。冒頭、菊池眞紀幹事(ポーライト会長)は「産業振興や経済活性化にフォーカスして意見交換する貴重な機会を設けた。2011年から実施しており今回で11回目。ぜひ忌憚のない活発な意見交換により、有意義な会にしたい」と主催者としてあいさつした。
 清水市長は「日本全体が人口減少社会と言われる中で、さいたま市は毎年約1万人増加しており、転入超過数は全国1位、特に0歳から14歳の転入超過数は7年連続で全国1位。子育て世代から選ばれる市になっている」と説明した。戦略的な企業誘致や大宮・浦和駅周辺の街づくり、東日本連携、海外との連携による「さいたま医療ものづくり都市構想」などについても紹介した。
 原油や原材料など急激な物価高騰、サプライチェーン(供給網)の見直し、デジタル変革(DX)への対応など厳しい状況が続く中で「経営基盤の強化に向けた経済対策の支援、各種産業政策の取り組みを実施している。お互いにパートナーとして経済の発展のために協力していきたい」と話した。
 懇親会では監事で埼玉りそな銀行の忍田昇一常務執行役員が「さいたま市を中心に盛り上がっていかないと埼玉県経済全体が盛り上がらない。『上質な生活都市』や『東日本の中枢都市』実現を目指して産官学金が共に歩んでいきたい」と乾杯のあいさつをした。
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