全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ、日田市会員の3社を視察

大分産業人クラブ(石井源太会長=デンケン社長)は9月26日、視察交流会「日田市会員企業視察」を開いた。スプリングの佐竹、グリーン発電大分、まるはらを訪問した。スプリングの佐竹は各種バネの製造を手がけており、佐竹享社長から「独自の生産指示表兼検査書により、現場改善とともに、社員のコスト意識を高めている」などと説明を受けた。その後、工場に移動して台湾製スプリングフォーマーなどの生産設備も見学した。参加した会員10人は技能伝承などについて質問。試作開発を依頼する姿も見られた。
またグリーン発電大分は天瀬発電所で木質バイオマス発電をしている。燃料は日田市周辺の山林に放置された森林未利用材で、森山政美社長の林業再生にかける思いを聞いた。さらに、まるはらは名産のアユを原料にした「鮎魚醤」を製造販売している。しょうゆ、みそ、ラムネ工場を見学。参加者は店頭で受け取ったラムネを手にして渇いたのどを潤した。


このページの先頭へ