全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、賀詞交歓会で下町ボブスレー細貝社長が講演

東京産業人クラブ(井上裕之会長=愛知産業会長)と日刊工業新聞社は14日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで「2016年新春特別講演会と賀詞交歓会」を開いた。新春特別講演会ではマテリアル(東京都大田区)の細貝淳一社長が「下町ボブスレーで世界へ」と題し、これまでの経緯と今後の展望について講演した。
下町ボブスレーネットワークプロジェクトは11年12月に始動。日本代表チームによる採用を目指し、大田区の町工場が中心となって冬季五輪競技であるボブスレーのソリ製造に取り組んできた。日本チームは不採用としたが、17日にジャマイカボブスレー連盟による採用が決定した。
細貝社長は同プロジェクトの創設者。製造秘話なども交えつつ「現在、日本のモノづくりにおける競争相手は海外。世界と戦うためには地域を巻き込んでいかなければならない」と熱弁を振るった。
賀詞交歓会は東京産業人クラブ会員と、別会場で表彰式を行った「第33回優秀経営者顕彰」の受賞者との合同パーティーで実施。終始和やかな雰囲気で、参加者は親交を深めていた。


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