全国各クラブの活動報告

　滋賀産業人クラブ（坂口康一会長＝近江鍛工会長）は３月７日、ホテルボストンプラザ草津びわ湖（滋賀県草津市）で３月の講演・交流会を開催した。講師に滋賀レイクスターズ（大津市）理事長の坂井信介氏（写真）を招き、「滋賀　新スポーツ文化の発信」と題して、滋賀県でのスポーツ振興活動について紹介した。
　坂井氏はプロバスケットボールチームの滋賀レイクスターズの創設に携わり、１２年にわたって経営のかじ取りを行ってきた。現在は同名の財団（通称・レイクスターズ・ファンド）を設立し、トップレベルのアスリート支援事業やスポーツボランティア支援事業などに取り組む。坂井氏は「県内のスポーツ振興・強化は自治体や学校、大企業に寄りかかっている」と指摘。学校にクラブがない地域も増える中、地域全体でスポーツ振興を継続していく意欲を示した。
　講演会後は会員らと交流会を開き、滋賀スポーツ界の展望を語り合った。