全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、2023年度定時総会と講演会を開く

 茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所会長)は7月25日、水戸市のホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸で2023年度定時総会と講演会を開いた。総会では22年度の事業報告と決算報告、23年度の事業計画など全議案を承認。高橋会長は「製造業を取り巻く経営環境は一段と不透明だが、こうした時代だからこそ前を向き、未来にたすきをつなぐ活動を進めたい」と語った。総会・講演会に会員など約100人が参加した。
 総会後には常磐大学の富田敬子学長(写真)が「SDGsの推進と産業界の役割―共に目指す茨城の持続可能な社会」と題して講演。国連職員として持続可能な開発目標(SDGs)の策定に携わった富田学長はSDGsの基礎や進捗(しんちょく)などを解説した上で、「地方の中小企業は地域課題を熟知している強みがあり、そこに力点を置いてSDGsに取り組むべきだ」と主張し、中小企業も実践しやすい取り組みのポイントなどを紹介した。
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