全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、2023年度(第60回)定時総会・講演会を開く

 群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は7月13日、メトロポリタンホテル高崎(群馬県高崎市)で、「2023年度(第60回)定時総会・講演会」を開いた。総会は22年度事業報告・収支報告、23年度事業計画・収支予算案などについて審議し、原案通り承認された。総会後、SUBARU(スバル)執行役員製造本部長群馬製作所長の渡邊郁夫氏が「笑顔をつくる会社 株式会社SUBARU群馬製作所の取り組み」と題して講演した。
 渡邊氏は「(中島飛行機という)航空機メーカーのDNAで、安全を最優先するモノづくりをしている。スバルらしい商品を提供し、人の心や人生を豊かにしたい。笑顔をつくる会社になるため、個の成長を組織の成長につなげて安心と愉(たの)しさを進化させる。これは電動化でも変わらない」と強調した。
 大泉工場(群馬県大泉町)で電気自動車(EV)の専用車両工場を建設していることも紹介し、「設備・オフィス・物流に、さまざまな環境対応技術を導入する。またモノづくりをシンプルに変えたり、できるかぎり自動化したりして、世界で最先端の工場にする」と意欲をみせた。
 懇親会には群馬県庁産業経済部長の相川章代氏が登壇し、「皆さまが未来産業の主役として活躍することを期待している。県も事業継続や発展に向けた取り組みを支援する」とした。会員らはテーブルを囲んで歓談し、盛況裏に終えた。
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