全国各クラブの活動報告

日本産業人クラブ連合会、2023年度定時総会を霞が関の霞山会館で開く

 日本産業人クラブ連合会(井水治博会長=日刊工業新聞社社長)は、2023年9月4日に2023年度定時総会(写真)を東京・霞が関の霞山会館で開いた。東京、大阪、九州・山口、山形、埼玉、栃木、群馬、千葉、茨城、神奈川、新潟、長野、滋賀、四国、大分の各地からそれぞれの産業人クラブ会長らが参加した。
 22年度事業報告と収支決算の報告後、23年度の事業計画・収支予算案が提案された。また、役員の一部変更が提案され、新たに副会長として添田英俊氏(九州・山口産業人クラブ会長=正興電機製作所社長)と、理事に長谷川直哉氏(新潟産業人クラブ会長=マルト長谷川工作所社長)、小林永典氏(掛川産業人クラブ会長=コプレック社長)が選任され、全ての議案が承認された。最後に24年11月18日―19日に開催する「産業人クラブ全国大会in千葉」の運営補助費などの各クラブにおける協力について承認された。
 総会後に令和5年春の叙勲で旭日小綬章を受章した千葉産業人クラブ会長の白鳥豊理事(白鳥製薬会長)に記念の楯を贈呈しました。
その後の講演会では、元量子科学技術研究開発機構量子エネルギー部門長で、現在は文部科学省 技術参与(核融合研究開発担当)の栗原研一氏が「核融合の動向とモノ作りの新しい課題―脱炭素に向け急加速する核融合エネルギー開発を巡る産業イノベーション戦略―」をテーマに講演した。国内外における最新の核融合の動向のほか、日本企業がどのように関わっているかなどを分かりやすく解説しました。
 講演会終了後は寺町彰博副会長(東京産業人クラブ会長=THK社長)があいさつし、全国大会in千葉を控えた白鳥理事の乾杯で立食の懇親会をスタート。終始なごやかな雰囲気の中、千歳喜弘副会長(大阪産業人クラブ会長=片岡製作所取締役)の中締めで懇親会を終えた。
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