全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、「人材採用と職場環境改善によって組織力を高める」をテーマに勉強会&情報交換会

 名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長兼社長)は3月25日、JPタワー名古屋カンファレンスルーム(名古屋市中村区)で名南M&Aの協力のもと「人材採用と職場環境改善によって組織力を高める」をテーマにした特別勉強会&情報交換会を開いた。約60人が参加した。
 まず名南経営(名古屋市中村区)の田代倫大氏が「『人材採用』と『職場環境改善』」と題して講演した(写真)。田代氏は社会保険労務士や人事労務コンサルティング業務を行う傍ら、名南グループの新卒採用のプロジェクト業務を兼務し、年間延べ700人超の学生と接触している。
 「人材確保で不可避なことは費用と手間だが、中小企業だとこの二つが限られる。優先順位を付けづらいほど課題が多いが、求める情報がちゃんと発信されているか考えることが大切だ」と語った。
 次に、名南M&A事業戦略本部IPO支援部の二村孝博氏が「採用力強化と従業員士気向上としての東京プロマーケット(TPM)上場」と題して講演した。「TPM上場や上場維持費用は相対的に安価。採用力や従業員のモチベーションアップの方策の一つとして、TPM上場を検討してほしい」と話した。
 情報交換会は、同社IPO支援部の中嶋和典部長の乾杯の音頭で始まった。参加者からは「採用には非常に困っている」「人材不足は解消できない状態が続いている」との意見も多く、講師を囲み、熱心に交流を図った。
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