全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、西部電機の本社で工場見学会

 九州・山口産業人クラブ(添田英俊会長=正興電機製作所社長)は8月22日、西部電機の本社(福岡県古賀市)で工場見学会を開いた。放電加工機の需要増に応えるため2024年10月に本格稼働した「新精密工場兼事務所」をはじめ搬送機械、産業機械の生産現場を回り、担当者の説明を受けた。会員ら約40人が参加した。
 添田会長は見学に先立ち、西部電機の直近の好業績に触れ、「新工場の貢献も感じる」などとあいさつ。同社の後藤俊哉取締役専務執行役員が会社の歴史や事業内容を説明した。工場では自動化や社員の満足度向上に向けた設備投資などを実感。見学後の質疑応答では、技術継承や生産効率向上に向けた取り組み、海外戦略などについても質問が出て、活発な対話が繰り広げられた。
 交流会は、新精密工場兼事務所にある、広々として憩いの場ともなっている食堂で実施して懇親を深めた。新たに同クラブ副会長に就任したキューヘン(福岡県福津市)の藤本淳一社長は「地域の企業として一緒に発展していきたい」と抱負を述べ、参加者から温かい拍手が送られた。
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