全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、「モノづくりビジネス交流会2025」を開く

 九州・山口産業人クラブ(添田英俊会長=正興電機製作所社長)は10月16日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で「モノづくりビジネス交流会2025」を開いた。福岡商工会議所工業部会、福岡市機械金属工業会との共催。セミナーやパネル討論会、ピッチコンテスト、ブース展示を実施した。会場は日刊工業新聞社主催の産業総合展「モノづくりフェア2025」内。約70人が参加して交流を深めた。
 同交流会のテーマは「九州オープンファクトリー」。共育パレット(福岡市中央区)の松下ゆか理社長が「学びと技術をひらき、教育と産業をつなぐ。未来を共育するオープンファクトリー」と題して基調講演した。教育と産業の新しい連携モデルを紹介した。
 続くパネル討論会では松下社長と社会教育士の肩書を持つ、サワライズ(同西区)の猿渡宣弘氏が登壇。出前授業について会場の聴講者を交えて意見交換した。
 ピッチコンテストでは新商品や新技術、新サービスをテーマに8社が発表した。最優秀賞には「環境と人に配慮した新素材の雨どい」を発表したエスビー工業(同早良区)の西谷一歩営業部企画開発ディレクター(写真左)が選ばれた。
 会場の展示ブースでは24社が製品やパネルを展示した。活発な商談が行われ、大いに盛り上がった。

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