全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、清水勇人さいたま市長との意見交換会

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は10月30日、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で清水勇人さいたま市長との意見交換会を開いた。増田会長は主催者あいさつで「さいたま市は県庁所在地で副都心機能もあり交通の便も良い。一方で自然も豊かで全国でも希有な中核都市でもある。清水市長がリーダーシップをとってどんな施策を進めているのか勉強したい」と話した。
 清水市長は講演で「新幹線6路線が乗り入れる大宮を本市は有し、東日本広域へのアクセスに非常に優れた立地となっている」と強調。「都市部の拠点性強化につながる、さらなる街づくりを進めている」と説明した。市内企業の経営課題に対して、経営基盤強化、強い産業力の創出、対流拠点機能の集積強化、人事展開の強化などの取り組みを進めていることを紹介した。戦略的な企業誘致に向けた補助制度や産業集積拠点創出などを進め、研究型モノづくり企業を認証する「リーディングエッジ企業」や海外展開支援、産学連携支援などについても説明した。そして「市内経済が力強く成長・発展を成し遂げていくために、引き続き企業へのさまざまな支援を実施していきたい。産業人クラブの皆さまも地域経済のけん引役として活躍をいただき、力添えをいただきたい」と結んだ。
 懇親会ではデサンの藤池誠治会長が乾杯のあいさつをし、「新庁舎の整備に向けた基本設計案も発表された。引き続き市をけん引して埼玉県内の他の市にも影響を与えるように頑張っていただきたい」と清水市長にエールを送った。中締めのあいさつをした日さくの若林直樹社長は「市の強みには教育もある。住みたい街ランキングでは浦和や大宮だけでなく他の地域も上昇している。住んで働いてよかったと思える街づくりに一層尽力してほしい」と期待を込めて一本で締めた。
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