全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ女性部会、東京国立近代美術館で8月例会を開く

 東京産業人クラブ女性部会(佐川八重子会長=桜ゴルフ社長)は8月1日、東京国立近代美術館(東京都千代田区)で8月例会を開いた。38人が参加した。第1部の美術館鑑賞では、土田麦僊(ばくせん)の「湯女(ゆな)」、セザンヌの「大きな花束」、荻原守衛(もりえ)の「女」という日本画、洋画、彫刻の3作品について、女性部会の夏目敬子幹事の進行による対話型鑑賞を行った。
 対話型鑑賞はニューヨーク近代美術館で考案された手法で、参加者が作品を見て感じたことを進行役のファシリテーターが引き出すことによって思考が深まるという鑑賞方法。荻原守衛の女の彫刻を鑑賞した参加者から(写真)は、抑圧されている、満足している、希望を持っているなどそれぞれの視点から感想が聞かれ、夏目幹事が作品完成までの経緯など解説を行った。
 第2部は、女性部会の佐川会長の親会である東京産業人クラブ副会長就任祝いも兼ねた懇親会を美術館併設のレストラン、ラー・エ・ミクニで開催。ソプラノ歌手の松井敦子さんの歌のプレゼントからスタート。懇親会から駆けつけた寺島実郎氏(日本総合研究所会長)が乾杯をした。途中、佐川会長への花束贈呈などを行い、お礼のあいさつで佐川会長が涙ぐむ場面もあった。谷口郁子幹事が女性部会副会長となった花束贈呈も行われ、参加者同士は交流を深めた。
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