全国各クラブの活動報告

滋賀産業人クラブ、ホテルボストンプラザ草津びわ湖で2025年度定時総会を開く

 滋賀産業人クラブ(坂口康一会長=近江鍛工会長)は6月13日、ホテルボストンプラザ草津びわ湖(滋賀県草津市)で2025年度定時総会を開いた。坂口会長のあいさつ後、24年度事業活動報告や25年度事業計画案などを承認した。
 記念講演では滋賀県の三日月大造知事が「2100年を展望した『モノづくり』と『ひとづくり』」と題して講演した。三日月知事は「京都や滋賀、関西広域でビジネスや行政を展開する可能性をもっと追求していく」と話した。
 滋賀県のモノづくり産業の未来に向けては「稼ぐ力を上げ、賃上げに結びつけてもらえる取り組みを作りたい」と強調。県内3カ所で工業団地を造成しており、分野は限るが、助成金も設けることで「さまざまな投資をしてもらえるような環境も応援したい」と話した。また、半導体や宇宙産業など最先端分野で大学と連携した新たなプラットフォームについても説明。「イノベーションをおこしたい」と話した。
 講演会後の懇親会では、坂口会長が乾杯の音頭を取り、和やかに歓談した。出席者らは親睦を深め、盛況のうちに会を終えた。
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