全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、霞山会館で2026年度定時総会を開く

 東京産業人クラブ(寺町彰博会長=THK会長)は5月25日、霞山会館(東京都千代田区)で2026年度定時総会を開いた。寺町会長はあいさつで「ホルムズ海峡の問題は中国や欧州、米国よりも、日本をはじめ東南アジアが苦労している」と石油由来のナフサ(粗製ガソリン)の供給不安に言及。「そんな中でビジネスをするには、それぞれが助け合って乗り越えていくことが重要」と訴えた。
 25年度事業報告・収支決算および26年度事業計画・収支予算、役員の一部改正案の3議案を審議し、いずれも原案通り承認した。
 役員の一部改正では、日刊工業新聞社社長の神阪拓氏が理事長に、同社執行役員の大崎弘江氏が常務理事に、山田マシンツール(東京都台東区)社長の山田雅英氏が常任理事に、桜ゴルフ(同中央区)社長の佐川勝氏が理事に、コア(同世田谷区)副社長の牛嶋友美氏が理事に就任した。
 総会の閉会後は元陸上自衛隊西部方面総監で政策研究大学院大学客員教授の番匠幸一郎氏が「激動する時代の戦略環境と日本の安全保障」のテーマで講演した。ロシア・ウクライナ戦争や、中東におけるイスラム組織ハマスとイスラエルの武力衝突、米国・中国・朝鮮半島の政治動向について解説した。
 番匠氏は「世界の安全保障上の重点地域が欧州・中東からインド・太平洋地域へ転換してきている。その中でも日本は最重要地域に位置する」と指摘。日米同盟や防衛産業の強化が進むことが見込まれるとした。その上で「平和と安全は与えられるものではなく、作るもの」と述べ、「世界に『日本は強くて手出しする隙がない』と思わせる必要がある」と強調した。
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