全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会、愛媛県で学外研修を実施

 埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は4月17、18日の両日、愛媛県で学外研修を実施した。初日は丸栄タオル(愛媛県今治市)の本社を訪問(写真)して、村上誠司会長と村上拓也社長から会社の歴史や製品内容、事業展開などについてレクチャーを受けた。
 同社は1958年に創業。今治市の基幹産業であるタオル製造業の発展と共に成長してきた。2004年に自社ブランド「ideeZora(イデゾラ)」を立ち上げ、07年には東京・銀座に直営店をオープンして業容を拡大。現在では首都圏や大阪、京都、博多にも今治タオル専門ショップ「今治浴巾」を展開する。村上会長は「売上高100億円を目指す経済産業省の『100億宣言』も行い、今治市内に『今治浴巾』の本店も計画中。欧州や北米への展開も目指したい」と今後の展望を語った。会社説明の後は本社工場内を見学。製織の準備工程となる「整経」や「織り」「縫製」などの製造現場を視察した。
 交流会は松山市の日本料理すし丸本店で開き、村上会長と会員らが懇親を深めた。当交流会の杉本会長は「すばらしい工場を見学できて大変感銘した。今治タオルのブランドの裏にはきちんとしたモノづくりが前提にあると感じた」と感想を話した。日本工業大学の柳澤章理事長は「日常使っているものがどう作られるのかを見学できて大いに勉強になった。企業が長く生き残るための戦略の話も聞けて大変興味深かった」と感謝した。懇親会終了時には日本工業大の竹内貞雄学長が「非常に実り多い研修会になった。100年以上歴史のある会社がこれほど多いのは日本だけと言われる。これは立派なことで、皆さんの企業も伝統を引き継いで発展してほしい」と話した。翌日は松山市内の松山城、坂の上の雲ミュージアム、松山市立子規記念博物館などを見学した。
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