全国各クラブの活動報告

岐阜産業人クラブ、2026年度の定期総会を開く

 岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ会長)は6月2日、岐阜市内のホテルで2026年度の定期総会を開き、25年度の事業報告と決算、26年度の事業計画と予算、新役員体制を全会一致で承認した。記念講演では東和組立(岐阜県美濃加茂市)の林佳寿彦社長が「ダイバーシティ経営の実践뗙誰も置き去りにしない世界へ」をテーマに登壇した。
 総会の冒頭、遠藤宏治会長は「トランプ米政権に振り回されているが、パナソニック創業者の松下幸之助さんが『あなたを強く正しく聡明にする』と説いた『素直な心』を大切にしたい」とあいさつした。さらに「新たな円安の時代に、我々モノづくり企業は考え方を変え、新たな取り組みをするべきだ」と力説。「新製品、高付加価値製品の開発に力を入れよう」と呼びかけた。
 記念講演では講師の林社長が、全従業員130人中、障がい者が19人、外国籍が39人いながら自動車部品を混成ラインで生産する同社の現状を紹介。自動化やデジタル技術も活用しながら個々の従業員の苦手をサポートする手法やユニークな独自商品開発の進捗(しんちょく)を披露した。
 また全従業員の3分の1を占める女性従業員が働きやすい環境づくりなどにも言及した。「すべての立場の人々に対し、幸せに働ける環境を提供し続けることで地域社会へ貢献する」との基本方針を説明。「SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標を完璧でなくても、できることから取り組もう」と説いた。
 懇親会では参加者が先行き不透明な経済情勢について熱心に情報、意見を交換した。東和組立の従業員による手作りのコーラ・リキュール製品も振る舞われ、好評だった。
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