全国各クラブの活動報告

福島産業人クラブ、福島市内で2025年度の定時総会・講演会を開く

 福島産業人クラブ(太田光一会長=福島製作所社長)は7月14日、福島市内で2025年度の定時総会・講演会を開いた。会員ら約50人が出席した。太田会長はあいさつで「若手人材の確保難や物価高が各企業を悩ませている。厳しい状況の中で会員企業の相互交流を深め、産学官の連携を強化することで、会員企業の発展につなげたい」と述べた。
 総会で24年度の事業報告と決算報告、25年度の事業計画案と収支予算、任期満了に伴う役員改選の3議案を審議し、承認された。
 総会後は福島県を地盤とする東邦銀行の佐藤稔頭取(写真)が「福島県経済の成長に向けて」をテーマに講演した。人口や事業所数、製造品出荷額などといった各種統計データを踏まえて、今後は国が進める中堅企業増加への取り組みが重要になると説いた。その上で「県内の中小企業が中堅企業に上がっていけるようなお手伝いをするのが東邦銀行であって、それが唯一、福島県が成長していく道ではないか」とした。
 講演会後の懇親会には来賓として木幡浩福島市長が駆けつけた。
ふくしま2.jpg


このページの先頭へ